摂食障害者、妊婦になる

クソ三日坊主の私がまた、日記を書き始めようと思った理由はただ一つ。。

赤ちゃんを授かったからです。

基本、生理不順の私。中学の時は、生理が止まり、産婦人科にお世話になったことも。

それもこれも摂食障害が原因。全く食べなかったり、大量に食べて吐いたり、そりゃ、生理も止まります。

一度生理が止まると妊娠しずらくなるとも言いますよね?
ここだけの話、今まで幾度となく生セックスをしてきた私ですが、一度も赤ちゃんを授かる事もなくここまで来ました。
“ああ、私、赤ちゃんが出来ない身体なんだ、、”
漠然とそんな風に思っていた私でした。

今回も、生理が数週間遅れても、何も焦りはありませんでした。
体調が悪い年末年始でしたが、過食嘔吐カロリミットのOD三昧の日々を過ごしていては、何も不思議はありませんよね???

それが、妊娠初期症状だったなんて。

初めて、本当に、生まれて初めて、自分を傷つける、負担をかける生活を送っていたことを後悔しました。
私、一人の身体ではなかったんだ、
私が食べたもの栄養にして、人間としての身体を作り上げている、愛おしい存在がお腹の中にいるんだ。

突き上げてくる幸福に包まれるこの感覚。初めてです。
私は、一人じゃないの意味をこんなに愛おしく思えるのは、これ以上の幸福を、私は知りませんでした。
女性としてこの世に誕生したことを嬉しく思うのは、初めてイブサンローランの化粧を買ったとき以来です。

不安要素はたくさんあります。

摂食障害の私が妊娠。今は、過食欲が全くなく、絶対に、赤ちゃんの為にもしない、と思っている私ですが、これから自分の体調、精神状態がどのように変化していくのか塑像もできません。

強くありたい、こんなに強く思う事はなかった。

私は、ずっと前から愛していた我が子に会える日が本当に楽しみです、今言えるのはそれだけ。

 

摂食障害+エステ=?

久々に文章を綴ります。
実は8月下旬にエステに初体験に行ってその時の備忘録を中途半端に放置していました。今回はそちらを皆様に共有致します。

結論から言います。
摂食障害、及びに身体醜形障害で苦しんでいる愛しの皆様、エステは地獄になりえます。
本日お盆2日目、11時半から70分のエステ体験をしてきました。お値段なんと1000円。セルライト撃退という言葉に魅せられ予約をしましたが、正直、入会する予定は全くなし。あくまで体験を楽しもうという気持ちで行きました。
エステに向かう道中、電車の中でレビューを拝見。
「これ地獄だ、、。」が正直な感想でした。

①体重計にのる
体脂肪率を測る

この二つを避けてここ一年を過ごしている私。そして、今日私がする体験ではその試練が待ち伏せていました。
体験予約する前にこの試練の存在を知っていたなら、絶対に予約などしなかったのに。なぜ他人に自分の悲惨な体重と体脂肪率を明かさなければならないのか、、。といくら嘆いても、先方も慈善事業でエステを行っていません。施術前と後を比較させない事には商売にならないでしょう。f:id:shanty-3:20180917215621j:plain
私は体重計にのるが、すごくすごく怖いのです。
体重計にのった後は、精神状態が不安定になって過食嘔吐の症状が出てしまうことがほとんどです。
そんな私が、人様の前で体重計に乗って体脂肪率まで見られる。。
どんな精神状態化は想像に難いでしょう。

そんな不安を抱えながらも、“どうせ今日会って一生合わない人たちだし、、”
という前向きな感情を仲間にエステの入口へと足を踏み入れました。

カウンセリングが始まります。
今までの体重変動、行ってきたダイエット法を話しますが、きっと不自然には思われていないはず。ただ、”今まで患った病気当てはまるものがあれば丸”の欄には、精神疾患にきちんと丸をつけておきました。

「体重を測っていきましょう」その合図とともにお部屋を移動。他人の前でパンツ一丁姿を見せる屈辱。(上は着ていました)
感情を殺しました。
下半身に肉が真っ先につく私の身体。
THE洋ナシ体型。
このままの体型じゃヤバイ事を十二分に思い知った所で施述は始まりました。
施述を行ってくれたお姉さんは、26歳。歳が近いだけに馴々しく様々な話題を提供してきます。手を器用に動かすだけが業務じゃないのでしょうね。お客さまと雑談をして距離を縮めることも大切なのです。分かりますよ。私もヨガフロントスタッフとして同じ事をしています。
ただコミュ障の完全なOFFモードの私は、ただただ不快感を募らせます。

特殊な機械を使ってのマッサージ。
セルライトを流してくれる工程は痛気持ちよくとても心地良かった上に、最後の仕上げの筋肉運動はランニング30分?の運動量のカロリー消費を行ってくれます。これが1000円なら安いものだとも思ってします。

施述後、カウンセリングがまた待受けており、きちんと勧誘されましたが、きちんと断り切りました。
私でも払いきれる分割法と通い方を提案してくれましたが、なにせ私、過食嘔吐を辞めない限り痩せれないのは分かりきっているのです。それに、休日の私は不安定野郎なのです。どれだけ彼氏と楽しみな予定を入れていても、深夜や早朝に食べ吐きをしてしまう日が少なくありません。
そんな私がエステの予約をいれて当日キャンセルしてしまう可能性の高さと言ったら一体。。
施術後に過食嘔吐なんてした日には、立ち直れるのか定かではありません。
行けない理由ばかりを考えてしまうのは良くないと思いますが、何せ金額が金額。現実的に考えなければなりません。

何重にも重なってこびり付いているセルライト
もちろん撃退したい。
ですが、思えば4年前。
拒食の症状が出た私は、12キロ体重を落とし、不健康である程に脚痩せも成功させました。そう思うと、何十万も払って痩せるのって何か違うなって。もちろんお金のない身分だからこその意見なのですが、、。 

結果、施術後に体重も1キロほど痩せましたが、食生活変えない限り、それをキープまたは痩せるのは無理ですよ。と自分自身に言い聞かせ、自力で健康的に痩せようと何億回誓ったのか分からぬ誓約を自分自身に課したのでした。

今日はここまで。 
皆様の心が平穏で今日を過ごせていますように。
シャンティ。

水商売

今日から3日間。昼間の仕事はお休みです。所謂お盆という奴が、少し遅れて私にもやってきました。
とは言っても今日は夜のお仕事が20-24時であるので完全な休暇ではありません。

 

私は夜ミニクラブでキャストとして働いています。夜のお仕事を掛け持ちとして始めて早4ヶ月。
駅前のガールズバーから、今は駅から少し離れた住宅街にあるミニクラブへと移籍して週3〜4でせっせと働いております。
昼間8時間働いた後の4時間労働。
実際に働いた感覚よりも文字にしたこの事実の方が何故か私を疲れさせます。

 

私が夜も働く理由。3つあります。
1つ目は、お給料が素晴らしく良いから。
ありきたりですみません。ですが事実です。
夜の4時間で、昼間の6時間半分の給料を頂けます。甘い蜜は吸うに限ります。

 

2つ目は、水商売は私の1つの夢だから。です。
気遣いが出来、男性をたてることのできる、所作の綺麗な、したたかな女性。
私の理想です。
自分の理想の女性像になる為に夜のお仕事を始めた、この言いかたの方が2つ目の理由としてしっくりくるかもしれません。

 

3つ目は、自分を試してみたかったから。
私は、身体醜形障害の要素を持ち合わせていますが、(摂食障害もこの病から来ているといって過言ではありません。)自分の容姿にとてもコンプレックスをもっています。鏡を強迫的にみてしまいますが、自分を見て気持ち悪くなり過食嘔吐の症状に走ってしまう事が多々あります。
そんな私ですが、人様から特に男性からは割と可愛がっていただける機会が多いです。学生の頃は、学年で1番可愛いの称号をもらったり、バイト先で、店長や20代〜40代の社員に恋心を抱いていただいたり。
19歳の頃、リゾート住み込みバイトをしていた時は、キャンプ場で幼稚園児2人に告白としてお花をプレゼントされた事もあります。

私は顔が整っている訳でもスタイルが良い訳でもありません。そんな容姿端麗ではない私ですが、奇妙な人生経験を通して、夜の世界でどれくらい自分が通用するのか試してみたい気持ちがありました。

 

今日は夜のお仕事について少しお話をさせていただきましたが、ちなみに今日のお仕事1時間前までは、一日過食嘔吐と昼寝で終わらせてしまった自分を責めて罪悪感と疲労感でいっぱいでした。とても私らしい。

 

今日はここまで。 
皆様の心が平穏で今日を過ごせていますように。
シャンティ。

4年前の感情をもう一度、味わう

悪夢をみている気分です。
高3の時の日記を読み返しました。

私はバカ真面目に生きる事と死ぬことについて毎日向き合っていました。
奮闘という言葉が相応しいと思います。
私は色々な言葉に傷つきながらそして傷つけもしながら、毎日泣いて、課題をして、運動をして、カロリー計算をして、過食をして、周りの人に支えられて、パニックになって日々彷徨っていました。
当時の私は、母に「私が家庭を作ったのがいけなかった」と言わせてしまい、
「吐くなら食べるな」「早く入院しろ」と言う暴言を吐いてしまうまでには弟に不快感を抱かせ、
「食べるなら自分の部屋で食べな」「完治したら戻っておいで」と温厚な父でさえも呆れの気持ちを隠しきれない程に困らせてしまいました。
申し訳ない気持ちと共に、自分でさえもよく理解できていなかった当時の目に見えないSOSに今の私なら気付けます。

学生時代、多感な時期ですよね。親とコミュニケーションのずれを生じさせて、家で居場所がなくなってしまったら、家以外でそれを補えるだけの安心感、居場所がなかったら、どこで心を落ち着かせればよいのでしょうか。

親が養ってくれるから生きていける。
親が自分の存在を否定する言葉を吐く。
親が養ってくれなければ生きていけない。

 

その事実だけが頭を掻き廻り、自分の力で生きていけないのが悔しくて、それでも親には抱きしめられたくて、家にいると”邪魔だ”という言葉が聞こえてきてしまうけど、それでもやっぱり「ただいま」といって帰りたい場所。

 

現在の母はすごいです。人間改革をおこしました。
今年を一文字で表すと「学」だそうです。
「50歳、まだまだ学ぶことが多い」
「家族がいるから新しい経験がいっぱいできる。色々教えてくれる」と母は言います。
「子供達のおかげで、自分の未熟な所が分かった。もっと早く気づけばよかったのが申し訳ないけど、今気づけたから、変えていけるよ」とまで言います。

強いです。かないません。
母は私の病気を通して、たくさん悩み、考え、行動をし、成長をしています。
一方、当本人である私は、、、、、、、。

 

今日はここまで。
皆様の心が平穏で今日を過ごせていますいますように。
シャンティ。

摂食の女の子

昼も夜も働く摂食障害を患っている女の子です。
正確にはもう女の”子"と名乗るのに限界のある22歳です。

フリーター。
昼も夜も働いていますが、アルバイトながらに好きなことを仕事にしているので働く事が苦ではありません。
なんなら、働いている時間は拘束をされている時間なので、過食嘔吐の症状が出る心配がない安心の時間とも言えるのかもしれません。

私は付き合って1年半になる彼氏(23)と同棲をしています。 彼も同じくフリーター。
正確には大学を休学しているのですが、復学をする意思はないそうなのでフリーターという事になります。
彼が患っているものも、私に負けず劣らず手こずらせるメンタルプロブレム。

性依存症とADHD

彼の主治医曰くADHDから併発しての性依存との事です。

 

上記の文を分かりやすく書くと
私(22歳、フリーター、摂食障害者)
✖︎
彼(23歳、フリーター、性依存症&ADHD)

文字起こしをしてみると、何か現代の若者の闇という感じがしてならないのですが、私も彼も、日々奮闘しながら幸せな日々を送れています。私は希死念慮が常に隣にいますが、それはまた追々触れて行く事にします。


私は、きっとどこにでもいそうな普通の人間。に見らています。精神障害ですごく悩んで入院歴もある私ですが、きっとこれを読んでいるあなたは、仮に私があなたの周りにいても、健全な普通の女の子だと思うでしょう。なんなら少し元気な類の。

 今の時代、誰でもメンタルの問題を抱えていると言われていますが、躓いて悩んでいるとそんな文句を励ましとされて声をかけられますが、正直『だから何やねん』慰めにも喝にもなりません。

私の精神障害についての心中はこんな所です。

私の人生と、私の彼氏の人生を
ほんの少し、ここでお見せしていくので
これからお付き合いしていただければと思います。

今日はここまで。 

皆様の心が平穏で今日を過ごせていますように。
シャンティ。